先週土曜日の中山の重賞、中山牝馬ステークスの検証をしてみます。日曜日の金鯱賞と似て断然の1番人気がいました。

1番人気のポイントを出馬表で確認して3連単マルチ馬券やボックス馬券で勝負出来る場合の典型例になります。ヒモの人気薄探しが勝負の分かれ目になります。金鯱賞も同じで人気薄っぽいのがヒモに来ていましたが中山牝馬ステークスの方が2着にかなりの人気薄が来て高配当でしたので、こちらを取り上げてみます。

3月14日土曜日

中山 11レース 中山牝馬ステークス

1着3番フェアリーポルカ

①2番に仲間の馬接触　リア

②2番の馬名の頭文字フ、自身の馬名の頭文字フが共通接触

③一つ飛んだ場所の1番の騎手名の語尾カ、自身の馬名の語尾カが共通

④2番、4番の馬名の上から2段目のィ、イが共通で3番をガード

⑤1番、5番の騎手名のヨシが共通で3番をガード

⑥6番、16番の馬名のレーが共通で3番をガード

人気の1頭でした。逆馬番にポイントは無かったのでそこは多少引っかかる所ではありますが、草島式のセオリーで囲まれていました(特に④〜⑤のガードのポイントが三重になっていました)のでヒモには取り上げなければならない1頭になります。

2着15番リュヌルージュ

①14番の馬名の上から3段目のヌが自身の馬名の上から3段目のヌと共通接触

②14番、13番の騎手名のヒロが共通で15番をブロック

③16番、1番の馬名のティ、ディが共通で15番をブロック

④番、1番の馬名のランが共通で15番をガード(一つ飛んだ場所どうしのガードのポイントで強いです)

わかりやすいポイントは②の接触ポイントと③、④の両袖のブロック(両手に花)ポイントです。そして、一つ飛んだ場所どうしのガードが後押しになります。15番は自身にも唯一のポイント(騎手名の頭文字に唯一の濁音)を持っていますので実際には逆馬番2番の方が有力と思いましたが自身に唯一のポイントがある場合で後押しのポイントがしっかりしている場合は馬券になる例も多々ありますので怪しいと思い、私は両方とも取り上げました。2番は3番とも接触していて有力なヒモに思われましたが結果は15番と3番の明示に使用されたダミーでした。怪しいだけではなくて、15番は一応、馬名接触、両袖ブロックと一つ飛んだ場所のガードがしっかりと後押しをしましたので取り上げられました。でも経験から多少怪しい場合には両方とも取り上げるのも一つの手ですね。

3着9番エスポワール

①隣かつ逆馬番8番に仲間の馬接触　ール

②10番の馬名の上から3段目のホ、自身の馬名の上から3段目のポが共通接触

③10番の馬名のーロ、自身の騎手のーロが共通で仲間接触

④8番、10番の騎手名の石の漢字が共通で9番をガード(石でガード)

⑤10番に唯一のマル地マーク

⑥10番に唯一の5文字騎手名

⑦一つ飛んだ場所11番の騎手名のール、自身の馬名のールが共通で仲間

一番良く見えすぎて、しかも1番人気でしたが3着でした。しかも、写真判定。まあ、大丈夫とは思いましたが観客がいないのにわざわざ粋な演出を取る(一生懸命に騎手は仕事をしています演技)ところがなかなか面白いと思いました。

またまた3着でしたので、やはり良く見えすぎる場合は要注意ですかね。このレースはマルチ馬券やボックス馬券にしていなければ取れないですがマルチ馬券やボックス馬券で勝負している方々にとっては人気薄を探せば勝負になるわかりやすい例でした。私はマルチ馬券、ボックス馬券を推奨しています。人気薄を拾うには多少点数を買うのが精神的にも良いと思います。草島氏は単、複1点2点での多額張りをご推奨されていました。他のサイトや本でもほとんどが多額張りの単複の1点2点や連複の3〜4点での多額張りの成功例ばかりが目立ちますが私はそんなにカッコ良く行く相手では無いと思っています。同じような金額を張るのならば、単複の1点2点に集中させるよりも多少の無駄が入っても泥臭く一番万馬券以上(数十万、数百万馬券もあり)が頻繁に出やすい3連単を狙って行こうと思います。単複は良くて万馬券止まりだし、その万馬券でさえも滅多に出ません。約25%の期待値の出馬表をブレイク出来るのは万馬券以上しかないと思っていますので。

machizo

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